【鬼滅の刃 外伝ネタバレ感想】今すぐ無料で読む方法もご紹介

〜ネタバレここから〜

物語は義勇が炭治郎・禰豆子兄妹に出会ってすぐ後の話です。

舞台は大正時代、北の宿場。

生薬を買い付けていた胡蝶しのぶが薬屋さんから穴持たずの人喰い熊の話を聞きます。

ここ最近、出没したらしく、山のマタギが大勢喰われているとのこと。

その直後にしのぶはマタギ又造の娘・八重と出会います。

八重は父を襲った熊に仇討ちするためにマタギとなって１人で山に入っていました。

そこに義勇も合流しました。

八重に鬼に襲われた時の詳細を聞こうとする義勇。

八重は反論しようとした瞬間、高熱で倒れてしまいます。

目覚めた八重にしのぶが又造を殺し、八重を襲ったのは鬼の仕業かもしれないと言います。

その鬼を狩る鬼殺隊の存在も教えました。

それに対して八重は｢襲ったのは熊で鬼なんかここには居ない。｣と怒り、山に戻ってしまいました。

八重は山の中で愛犬のタロと熊を探しています。

父と一緒に熊を狩った時、父が言っていた｢殺したからには生きなくてはな・・・｣という言葉を思い出しながら・・・。

その時、タロが吠えました。

八重は吠えている声の方へ向かうと何かが飛んでいるのが見えました。

飛んでいる物が落ちた先には首だけになってしまったタロ。

タロの身体を何者かが喰っていました。

それは、熊ではなく、鬼でした。

｢ああ・・・本当に・・・鬼になっちゃったんだね。おっ父・・・｣

山のマタギを大勢喰っていたのは熊ではなく、鬼になった父、又造だったのです。

八重はわかっていました。

自分たち親子を襲ったのは熊ではなく、鬼だったことを。

だけど、それを認めたくなくて、自分たちを襲ったのは穴持たずの熊だと嘘をついていたのです。

自分の手で父を殺すために。

しかし、鬼の父は銃で撃たれても死なず、八重に襲いかかってきました。

しかし、父は八重のことを思い出して｢ヤ・・・エ・・・｣と言葉を発しました。

そして、八重を喰うことをためらった時に義勇としのぶが鬼の討伐のためやって来ました。

討伐を止めようとする八重に｢覚悟を決めろ八重、あれはもうお前の父親ではない｣と言って、又造の首を切りました。

それを見て八重は銃で自殺を図ろうとしましたが、しのぶに止められます。

八重は父を殺した後、自分も死ぬことを決めていたのです。

そんな八重に義勇が首を切られてから父が言った言伝を伝えます。

｢―『生きろ』と｣

八重の銃は父の血で固まって引き金が引けなくなっていました。

八重は父の言葉を胸に生き続けることを決めました。

場面は変わり、義勇としのぶは食事中。

しのぶは八重に父の言伝を伝えた義勇に対して何か心変わりする出来事があったのではないかと指摘します。

義勇は炭治郎が禰豆子兄妹のことを思い出します。

｢兄妹を見逃したのは正しかったのか｣自問自答しながら、義勇はしのぶに｢自分たちは鬼殺の柱だ。支えるものがあってこそ柱は柱足りえる｣と答えました。

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物語は煉獄杏寿郎が甘露寺密璃の育手をしている時のお話です。

甘露寺は鬼殺隊の入隊が決まったばかりです。

そこに鎹鴉から｢炎柱ァ！柱合会議に向カエェ！！｣という伝令が来ます。

この時点の炎柱は父・槇寿郎だったので杏寿郎は父にその旨を伝えに行きました。

しかし、鬼殺への熱意をなくしてしまった父は杏寿郎に柱合会議に行くように言います。

杏寿郎は父の代わりに柱合会議に出席しますが、風柱・不死川実弥に柱でもない者がなぜここにいると指摘されます。

杏寿郎が父の今の状態を説明すると、自分が炎柱になると言います。

それに対して、鬼殺隊の当主・産屋敷耀哉は杏寿郎に帝都（東京）付近にいる十二鬼月の討伐を命じました。

杏寿郎は甘露寺と共に帝都へ向かいました。

甘露寺は近くを歩いていた子どもにぶつかってしまい、子どもとその母親に珍しい髪色を指摘されて落ち込みます。

その直後、下弦の弐の鬼が現れます。

この鬼は「煉獄」という者に復讐することを待ち望んでいたというのです。

杏寿郎は何のことからわかりませんが、鬼と闘います。

しかし、鬼の血鬼術のせいで首が切れません。

鬼が仕掛けた爆弾によって杏寿郎の姿は見えなくなりました。

その隙に鬼は甘露寺に襲いかかりました。

しかし、頭を撃たれそうになった時に杏寿郎が現れました。

杏寿郎は甘露寺に自分が鬼を倒すから鬼が帝都中に仕掛けた爆弾を解除するように伝えました。

母の言葉を思い出しながら闘いに挑む杏寿郎の姿を見て、鬼はある鬼狩りに切られた過去を思い出します。

その鬼狩りは「鬼のくせに逃げるのか卑怯者」と罵り、鬼を見逃します。

杏寿郎の姿がその鬼狩りと重なり、鬼はさらに復讐心を燃やします。

鬼が復讐したかった「煉獄」という男は杏寿郎の父・槇寿郎だったのです。

一方、爆弾を解除していた甘露寺は鬼が放った狼に遭遇します。

近くでは自分の髪色を指摘した親子が狼に囲まれています。

炎の呼吸がうまく出せない甘露寺でしたが杏寿郎からの励ましの言葉を思い出し、狼に立ち向いました。

そして、自分の呼吸を見つけ出して狼を全て倒して親子を助けました。

場面は杏寿郎と鬼の戦闘に戻ります。

持っている銃の全てが弾切れになった鬼は自分が人間だった頃、剣士だったことを思い出します。

そして、影を全てまとわせた「佩狼」という武士の姿になります。

剣と剣の一騎打ちの末、杏寿郎の一撃で鬼は滅ぼされました。

この鬼の討伐により、杏寿郎は柱となることができました。

時は流れて甘露寺はこれらの一連の出来事から杏寿郎が猗窩座に敗れるまでのことを急に思い出しました。

杏寿郎に思いを馳せていたところ、伊黒小芭内から声をかけられ我に返ります。

その時、近くにいた炭治郎は桜の匂いを感じました。

〜ネタバレここまで〜